


大豆イソフラボンは「5αリダクターゼ」の働きを抑制するため、とくにAGAによる薄毛予防の効果が期待できると言われています。
5αリダクターゼとは、AGAと関連の高い酵素のことです。
5αリダクターゼが活発化すると薄毛ホルモンと呼ばれる「ジヒドロテストステロン(DHT)」が発生し、ヘアサイクルを乱してしまいます。
具体的には「ジヒドロテストステロン(DHT)」が脱毛シグナルを発信し、毛の成長期を短くするのです。
成長期が短くなると十分に育っていない髪が増えて、薄毛へと繋がってしまう可能性があります。
大豆イソフラボンを摂取することで、5αリダクターゼの活発化を抑え、毛髪トラブルを事前に緩和できる作用が期待できるのです。
大豆イソフラボンを多く含む食品の一例です。
・黄粉
・揚げ大豆
・大豆
・練り豆腐
・納豆
・味噌
・豆乳
厚生労働省の「大豆イソフラボンの上限摂取目安量の設定まとめ」によると、大豆イソフラボンの摂取目安量の上限値は1日70〜75mgです。
たとえば、味噌には100gあたり49.7mgの大豆イソフラボンが含まれており、一見多いように感じますが、味噌汁1杯に含まれる味噌の量は15〜20g程度です。
味噌汁1杯では7〜10mg程度しか大豆イソフラボンを摂取できません。
一方、豆乳の場合はコップ1杯で200g前後ですので、無理なく50mg程度の大豆イソフラボンを摂取できます。
効率よく大豆イソフラボンを摂取できる食材を見極めて、積極的に摂るといいでしょう。
豆乳であればコップ1杯で50mg程度の大豆イソフラボンを摂取できるのでおすすめです。
そのうえ、豆乳には大豆イソフラボンの他にも薄毛予防が期待できる成分が含まれています。
豆乳に含まれる成分をご覧ください。
大豆イソフラボン...5αリダクターゼの働きを抑制女性ホルモンの分泌をサポート
大豆タンパク質...女性ホルモンバランスが整う血行促進代謝を促す
大豆サポニン...抗酸化作用脂肪の酸化を抑制アディポネクチンの分泌を促し脂肪へアプローチ
レシチン...血中のコレステロールを低下記憶力、集中力の向上
リノール酸...血中のコレステロールを低下
オリゴ糖...腸内環境が整う肌トラブルを防ぐ
ビタミンB群...毛母細胞の活性化疲労回復ストレスの緩和
ビタミンE...血行促進抗酸化作用
1日にコップ1杯程度を目安に豆乳を飲むといいでしょう。
ただし大豆を主原料とするソイプロテインを飲んでいる場合は、過剰摂取になる可能性があるので、飲み合わせには注意してください。
摂取しすぎると肥満に繋がったり、お腹が緩くなったりといったトラブルを引き起こす可能性があります。
大豆イソフラボンの1日あたりの上限摂取目安量は70~75mgですので、オーバーしないように意識してください。
豆乳の効果は薄毛予防だけではない!期待できる3つの効果
1.ダイエット効果
2.美肌効果
3.高血圧の抑制効果
1つずつ見ていきましょう。
大豆に含まれるたんぱく質は、基礎代謝を活発にする働きが期待できます。
基礎代謝が活発になれば1日の消費カロリー量が増え、ダイエットの基本である「摂取カロリー<消費カロリー」のバランスを保ちやすくなります。
さらに豆乳に含まれるサポニンは、血液中のコレステロールや中性脂肪などの血液中の余分な脂質を排出させるため、肥満予防の効果が見込めるのです。
豆乳に含まれている大豆由来のオリゴ糖がお腹の調子を整え、美肌効果をもたらすと期待されています。
腸内環境がいいと、体内に滞りやすい老廃物や毒素がスムーズに排出され、体の内側から綺麗な状態が整うのです。
また、大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをもち、肌や髪、爪の成長をサポートします。血行促進・抗酸化作用が期待されるビタミンEも含有しているので、老化予防にもつながるでしょう。
豆乳に含まれているミネラルの一種「カリウム」は血圧を安定させる働きが期待できます。
血圧上昇の一因である「ナトリウム」が、カリウムによってスムーズに排出されるからです。
日本人はナトリウムの摂取量が先進国の中でも最も多いと言われているため、カリウムの積極的な摂取が求められます。
豆乳でカリウムを摂取すれば、ナトリウムがスムーズに排出させて血圧を正常に保てるでしょう。
ここからは、大豆イソフラボンにまつわるよくある疑問に関してまとめます。
大豆イソフラボンの摂取に疑問や不安に感じている方はお目を通しください。
適量の摂取であれば、身体への健康被害はないと考えられています。
大豆イソフラボンの上限摂取量の目安は1日70~75mgです。この数値を少々超えたとしても、「直ちに懸念すべき健康被害が引き起ることはない」と厚生労働省は公表しています。
ただし、上限摂取量を大幅に上回るほどの過剰摂取をした場合は、「下痢」「肥満」「肌荒れ」などをおこす場合があります。
適量の摂取であれば胸が大きくなることはありません。
ただし大豆イソフラボンを1日に数百mg摂取する実験において、男性の女性化乳房の発現が報告されています。
大豆イソフラボンの上限摂取目安量は1日70~75mgですので、数百mgの過剰摂取をした場合に限り胸が大きくなる可能性があります。
大豆イソフラボンの摂取が癌につながることはないでしょう。
現在までに入手可能なヒト試験に基づく知見では、大豆イソフラボンの摂取が女性における乳がん発症の増加に直接関連しているとの報告はない。
むしろ、国立がん研究センターでは「大豆イソフラボンが乳がん発生率を下げる」と報告もあります。
ただし大豆製品の過剰摂取は、塩分過多による生活習慣病のリスクなども考えられます。薄毛予防で摂取する場合も、過剰摂取は厳禁です。
大豆イソフラボンの摂取は、男性の薄毛予防の効果が期待できます。日々の食生活に大豆イソフラボンを効率よく取り入れるために、コップ1杯の豆乳を毎日飲むことからはじめましょう。
また豆乳は、薄毛の予防以外にダイエットや美容、健康面にもアプローチできるのでおすすめです。
薄毛が気になりはじめたら、予防の一環として大豆イソフラボンを摂取してみてください。