


「薄毛は食べ物で改善できる?」
「育毛にいい食べ物や栄養が知りたい」
毛髪は日々の食事から取り入れる栄養をもとに作られるので、バランスのいい食生活を続ければ毛髪は健やかに育つでしょう。
薄毛や抜け毛でお悩みの方は、すぐにできる対策として食生活の見直しをしていきましょう。
ここでは、薄毛対策に効果的な栄養素や多く含む食品をご紹介していきます。
薄毛・抜け毛対策をするにあたり、まずはじめたいのが食習慣の見直しです。
私たちが普段口にしている食べ物は、胃で消化されたのちに小腸で吸収されます。
栄養素は血液を通して全身をめぐり、エネルギーやそのほかの物質へと代謝されます。
頭皮まで届けられた栄養が毛乳頭・毛母細胞に運ばれ、細胞分裂を繰り返すことで形成されるのが毛髪です。
この理屈からいうと、栄養バランスのいい食生活を送っている方は健康的な毛髪が育ちやすい頭皮環境であるといえます。
反対に栄養が不足しがちな方は、抜け毛が増える・ハリやコシのない髪が育ちやすくなる可能性があります。
ツヤのあるしなやかな髪をつくるには、栄養バランスのいい食事をとることが大切です。
薄毛のお悩みがあり、かつ食事内容に不安がある方は育毛にいい食品を意識的に取り入れるように心がけましょう。
結論からいいますと、特定の食品や栄養素を摂取したからといって毛髪が伸びたり毛量が劇的に増えることはありません。
古くから「◯◯を食べると髪が生える」という説はいくつもありました。
しかしながら、実際に髪が生えた人がいるかどうかは不明であり、食べ物で発毛(増毛)する説にも医学的根拠はありません。
食事面に期待できるのは、あくまで薄毛・抜け毛の予防効果です。
育毛にいい栄養素はありますが、そもそも「育毛」と「発毛」は別の意味をもつ言葉です。
特定の食品を摂取したからといって髪が急激に生えることはないので、誤った理解のないようご注意ください。
食事で薄毛対策をする場合、以下4つの栄養素は積極的に取り入れましょう。
・タンパク質(アミノ酸)
・ミネラル
・ビタミン
・イソフラボン
ここからは、各栄養素の効果や多く含む食品をご紹介します。
毛髪の基礎となるタンパク質は、薄毛対策や育毛のために欠かせない栄養素です。
毛髪の約85%はケラチンと呼ばれるタンパク質で構成されています。ケラチンはシスチンやグルタミン酸、アルギニンなど18種類のアミノ酸で合成されます。
タンパク質、またはタンパク質の合成に必要なアミノ酸を含む食品は種類が豊富で、普段の食事で摂取しやすいものばかりです。多く含む食品は以下を参考にしてください。
タンパク質 →肉類・魚介類・卵類・大豆製品・乳製品など
シスチン →肉類(おもにレバー)・にんにく・たまねぎなど
グルタミン酸 →昆布・チーズ・味噌・しょうゆなど
アルギニン →大豆・マグロ・うなぎ・にんにく
5大栄養素の一つであるミネラルには、筋肉や骨格を形成したり、細胞や臓器のはたらきを支える役割があります。
ヒトの身体に必要なミネラルは全16種類で、これらは「必須ミネラル」と呼ばれます。
このうち不足しがちなミネラルにはカルシウム・鉄・カリウム・亜鉛などがあり、毎日の食事から意識的に摂取することが大切です。
薄毛対策でとくに重要なミネラルは、毛髪の主成分ケラチンの生成にかかわる亜鉛です。亜鉛には5αリダクターゼの阻害作用があると考えられており、薄毛が気になる方は積極的に取り入れましょう。
亜鉛 →牡蠣・豚レバー・牛もも肉・うなぎ・かつおぶし・切り干し大根など
炭水化物やタンパク質、脂質の代謝をサポートするビタミン。
不足するとビタミン欠乏症となり、身体にさまざまな不調が現れます。
ビタミンにはさまざまな種類があり、そのほとんどが体内では生成できないため、毎日の食事でしっかりと取り入れましょう。
薄毛対策におすすめのビタミンと多く含む食品は次の通りです。
ビタミンA →豚レバー・鶏レバー・大葉・モロヘイヤ・にんじん・うなぎ・チーズなど
ビタミンB2 →豚レバー・鶏レバー・焼きのり・魚肉ソーセージ・アーモンドなど
ビタミンB6 →しじみ・あさり・牛レバー・ししとう・かつお・ごまなど
ビタミンC →アセロラ・キウイ・赤ピーマン・ブロッコリー・玉露など
ビタミンE →アーモンド・ひまわり油・うなぎ・たらこ・落花生・豆乳など
大豆に多く含まれるイソフラボンには、細胞老化を促す活性酸素の抑制作用があります。
女性ホルモンに似た構造をもつことから「植物性エストロゲン」とも呼ばれ、女性の更年期障害や骨粗しょう症の症状を軽減する効果が期待できると考えられています。
また、タンパク質を豊富に含み5αリダクターゼの阻害効果も期待されていることから、薄毛対策のために取り入れたい栄養素の一つです。
イソフラボン →納豆・味噌・油揚げ・凍り豆腐・豆乳・豆腐など