


「薄毛対策におすすめ」「育毛効果」などと謳ったサプリメントは数多く存在します。
薄毛の悩みを抱えていると、髪にいいと言われるものは何でも試したくなるものです。
と同時に、サプリメントで本当に薄毛が改善するのか不安を感じる方もいるでしょう。
そこでこの記事では薄毛対策としてのサプリメント活用について解説します。
育毛にいい成分とその効果も説明しますので、サプリメント選びの参考にしてみてくださいね。
サプリメントは「特定成分が濃縮された錠剤やカプセル形態の製品」として、栄養を補うためのアイテムとして広く活用されています。
サプリサプリメントが薄毛対策にいいと言われるのは、毛髪の成長に必要な栄養が手軽に補助できるメリットがあるからです。
現代人の食生活では摂取推奨量を下回る栄養素が多いので、サプリメントで不足しがちな栄養を補助するのが大きな目的です。
毛髪は食事から摂取した栄養を源に成長するため、育毛をサポートするという意味ではサプリメントは活用すべきアイテムといえるでしょう。
一方でサプリメントによる薄毛対策には留意すべき点もあります。
それはサプリメント自体に薄毛を改善したり発毛を促す効果は期待できないということです。
サプリメントは医薬品ではなく「食品」として扱われるので、あくまでもセルフケアの一環としてお使いください。
サプリメントメントで薄毛対策をするなら、毛髪の主成分である「ケラチン」を補うことが大切です。
ケラチンは毛髪や爪を構成するタンパク質の一種で、18種類のアミノ酸から成り立ちます。
毛髪内のケラチンが占める割合は80〜90%で、ケラチンが不足すると髪が細くなったりツヤが失われたりします。
薄毛対策のためのサプリメントを選ぶなら、ケラチンまたはケラチンの構成に必要なアミノ酸が含まれるものを選ぶのがおすすすめです。
以下の表は、薄毛対策のためにおすすめな成分をまとめたものです。
・亜鉛
・ケラチン加水分解物
・グルタミン酸
・コラーゲンペプチド
・L-リジン
・シスチン
・ロイシン
・ビタミン類
・カプサイシン
・ノコギリヤシ
※ノコギリヤシは男性のみの有効性と安全性が証明されているもので、女性の使用は推奨できません。
これらは育毛系サプリメントに配合されることの多い成分です。
髪の成長に必要な栄養の補助や頭皮環境を整える効果が期待できるので、サプリメントはもちろん普段の食事でも積極的な摂取を心がけましょう。
育毛系サプリメントの中には「飲むだけで髪が生える」といった広告を出している商品があります。
冒頭でもお伝えした通り、サプリメントを飲むだけで髪が生えたり毛量が増えることはないでしょう。
サプリメントは栄養を補助するための「食品」であり、薄毛症状を改善する「医薬品」には該当しません。
誤認を招くような広告は景品表示法で固く禁じられています。
育毛系サプリメントに限らずですが、最近は事実と異なる誇大広告を打ち出している商品が多く見られます。
繰り返しになりますが、髪が生えるサプリメントはないでしょう。
誤った情報に惑わされないよう、サプリメント購入時は十分にご注意ください。
薄毛対策のためにサプリメントを活用しようとする方は、次の4点を意識しましょう。
1.目安量を守る
2.白湯や水と一緒に飲む
3.習慣化する
4.他の薬との飲み合わせに注意する
ここからはそれぞれのポイントを詳しく解説していきます。
サプリメントを飲む時は説明書の目安量を必ず守ってください。
目安量より多くサプリメントを飲んだからといって、薄毛対策としての効果が高まることはありません。
過去にはサプリメントの過剰摂取で健康被害を招いた事例も報告されているので、自己判断で量を増やすことのないようご注意ください。
※サプリメントによっては飲用の推奨タイミングがあるようです。別途ご確認ください
サプリメントは白湯や常温のお水で飲むのが基本です。
なぜなら、飲料によってサプリメントの吸収を妨げる恐れがあるからです。
たとえば、お茶やコーヒーに含まれるカテキンには鉄の吸収を阻害する作用があります。
牛乳に含まれるカルシウムやジュースに含まれる酸も、サプリメントの成分によっては相性がいいとはいえません。
期待されている効果が半減しないよう、サプリメントは白湯またはお水で飲みましょう。
毛髪は長い年月をかけて長く太く成長するものであり、そのためには栄養摂取の積み重ねが必要です。
継続してはじめてその効果が期待できるので、できるだけ続けて飲み続けるよう習慣づけましょう。
サプリメントの中には医薬品の効果を減弱させる成分を含むものがあります。
常用薬・頻用薬のある方は、サプリメントを使用して問題ないかかかりつけ医に必ず確認をお願いします。
サプリメントと薬には以下の違いがあります。
・サプリメント
サプリメントは法律上の取扱いが「食品」となります。基本的には誰が摂取してもOKで、販売や管理においても「特別な許可」は必要ありません。
・薬
薬は法律上の取扱いが「医薬品」となります。主に病気や怪我をしている方が摂取の対象で、販売や管理においては「医師や薬剤師、登録販売者」であることが必要です。
サプリメント=健康にいいものと理解する方は多いのですが、そもそもサプリメントに法律上の定義はありません。
サプリメントが健康状態を改善させるかどうかも、実のところ科学的根拠はまだまだ不十分です。
一方医薬品は病気の治療などのために活用されるものです。
医薬品として販売するには国の認可が必要であり、承認を受けるためには数年〜数十年かけて厳しい審査をクリアしなければなりません。
さらに、医薬品を入手するには医師や薬剤師、登録販売者の処方や指導が必要です。
人体の機能や構造に影響を与えるものであるため、購入できる場所も限定されています。
最後は薄毛とサプリメントについて多くいただくご質問にお答えしていきます。
副作用はないでしょうが、目安量を超えて飲んだ場合に以下の症状が認められることがあります。
・食欲不振
・下痢
・便秘
・胃の不快感
サプリメントは法律上「食品」に分類されるため、医薬品のように副次的な作用が認められることはないでしょう。
ただし、栄養の過剰摂取も望まない作用を生じさせる原因となりますので、目安量を上回っての使用はおやめください。
とくに複数のサプリメントを使用していたり、常用薬がある方は、特定の成分を摂りすぎないよう注意が必要です。
安い=効果がないとは一概には言えません。
サプリメントの価格は含まれる成分や容器、広告などによって大きく変わります。仮に同じ成分だとしても、有名人をイメージキャラクターに起用した商品はその分コストが高くなることがあるようです。
よって安いサプリメントは効果がない(=高値だから効き目がある)とは言えなそうです。
サプリメントを選ぶ時は、価格だけでなく成分とその含量も確認することをおすすめします。
期待できません。
サプリメントはあくまで「食品」なので、使用したからといって毛量が劇的に増えることは期待できないでしょう。
増毛や発毛を期待する方は、サプリメントではなく専門医に相談しAGA治療などを検討することをおすすめします。
対策は可能ですが、使用前に医師への相談を推奨します。
産後の抜け毛(分娩後脱毛症)は、妊娠と出産によるホルモンバランスの変化で起こるものです。
症状はホルモンバランスの回復とともに落ち着くことから、一般的にはこれといった治療は行わないでしょう。
とはいえ、抜け毛が増えるのをただ黙って見ているのは不安なものです。育毛のために何かしたいと考えるなら、薄毛対策の一環としてサプリメントを活用するのも一つの方法です。
ただし、食事で十分な栄養を摂取できている方はサプリメントを使用すると栄養過多になる可能性があります。
またサプリメントの種類によって授乳中に適さない成分が含まれることがあるため、担当医に事前に確認することをおすすめします。