


「プロテインは髪の毛にも良いらしい」
「髪の毛が伸びたり太くなったりするらしい」
このような噂を耳にしたことはありませんか?
ここでは、プロテインと髪の毛の関係を徹底解説。
あわせて、プロテインと一緒に摂取したい栄養素や、プロテインの適切な摂取タイミングなどを詳しくまとめました。
プロテインは直訳すると「タンパク質」。
しかし日本では、一般的にタンパク質を主成分とするサプリメントを指します。
プロテイン(タンパク質)と髪の毛にはどのような関係があるのでしょうか?
【プロテインと髪の毛の関係】
1.髪の毛の主成分はタンパク質である
2.タンパク質不足は薄毛を招く 可能性がある
3.プロテインの摂取は育毛につながる
順番に解説していきます。
私たちの髪の毛の約8割はタンパク質です。
厳密には、「ケラチン」と呼ばれるタンパク質から構成されています。
ケラチンとは、18種類のアミノ酸が結合してできたタンパク質の総称。
髪の毛は18種類のアミノ酸が結合したタンパク質からなり、中でもシスチンというアミノ酸が多いのが特徴です。
髪の毛の主成分であるタンパク質が不足すると、髪が健康に育たず、薄毛を招く恐れがあります。
髪の成長に必要な栄養素は多岐にわたりますが、タンパク質は特に重要で、積極的に摂取したい栄養素の一つです。
すでに薄毛が気になっている方はもちろん、将来の薄毛が心配な方も、積極的にプロテイン(タンパク質)を摂取するとよいでしょう。
プロテインは、不足しがちなタンパク質を摂取するのに有効な手段です。
また、ビタミンやミネラルも多く含むため、髪の毛の成長を助けることが期待できます。
健康的な髪の毛を育てるための頭皮環境・ヘアサイクルへと導いてくれるため、積極的に摂取しましょう。
薄毛の自覚がない方も、プロテインを有効に活用することをおすすめします。
ただしプロテインを飲んだからといって、劇的に髪の毛が増える、太くなるなどの効果は期待できません。
あくまで髪が成長しやすい環境を作るだけなので、その点も頭に入れておきましょう。
プロテインの原料は主に「牛乳」と「大豆(ソイ)」です。
牛乳はさらに「ホエイ」と「カゼイン」に分けられるため、プロテインは大きく分けて次の3つに分類されます。
・ホエイプロテイン
・カゼインプロテイン
・ソイプロテイン
どのプロテインにもタンパク質は含まれていますが、育毛を目指すならソイプロテインがおすすめ。
なぜなら、タンパク質に加え、男性の薄毛予防に効果的とされる「大豆イソフラボン」もまとめて摂取できるからです。
大豆イソフラボンが男性の薄毛予防に効果的とされる理由は、以下の記事で詳しく解説しています。
プロテインはいつ摂取するとよいのでしょうか?
適切な摂取タイミングは次のとおりです。
・起床した直後
・激しい運動の直後
・空腹を感じたとき
・就寝の30分〜1時間前
順番にチェックしていきましょう。
起床した直後は栄養を体内に吸収しやすいのでおすすめです。
就寝中はタンパク質を利用して身体の修復を行っており、起床後は体内のタンパク質が不足状態になりがちだからです。
効率よくタンパク質を補いたい方は、起床後のプロテイン摂取を習慣化してみてはいかがでしょうか。
運動の直後は、傷ついた筋組織を修復しようと身体がタンパク質を吸収しやすい状態にあります。
また、激しい運動後はあらゆる栄養素を吸収しやすい状態になっています。
亜鉛やビタミン類をサプリメントで補うなど、栄養バランスも考えながら摂取するのがおすすめです。
お腹がぐーっと鳴る「空腹時」も、プロテインを摂取するのに適したタイミングです。
空腹時は栄養を吸収しやすいので、まずはプロテインでお腹を満たしてあげましょう。
また、プロテインをオヤツ代わりにすることで、高カロリーな間食を防げます。育毛とダイエットを兼ねて、空腹時のプロテイン摂取を意識してみてくださいね。
「空腹時のプロテインは味気ない…」という方には、ウエハースタイプやソーセージタイプのプロテインもおすすめです。
成長ホルモンが活発に機能している就寝中は、タンパク質の吸収率が高まります。
そのため、就寝前にプロテインを摂取し、タンパク質を効率よく補えるようにしておきましょう。
ただし、就寝の直前は胃に負担がかかるので注意が必要です。
プロテインを摂取するタイミングは就寝の30分〜1時間前としましょう。
プロテインを飲む際の注意点は次の2つです。
・過剰摂取を避ける
・食事による栄養摂取も意識する
プロテインを飲み過ぎると臓器に負担をかけてしまう恐れがあるため、過剰摂取をしないようにしましょう。
そもそもたくさん摂取したところで、タンパク質がすべて体内に吸収されるわけではありません。
一度に処理できるタンパク質の量は20g〜40前後で、余った分は体脂肪になったり尿中に排出されたりします。
そのためプロテインはこまめに摂取することが大切です。過剰摂取は避け、商品ごとの摂取目安を厳守しながら1日2〜3回に分けてプロテインを摂取しましょう。
プロテインはあくまで栄養補助食品です。
食事をプロテインに置き換える方もいますが、主食にすべきではありません。
栄養の偏った状態が長く続くと、新しい髪を形成するエネルギーも不足し、育毛を邪魔してしまう可能性もあるため注意が必要です。
食事による栄養摂取も意識しながら、上手にプロテインを活用するようにしましょう。
最後に髪の毛とプロテインに関するよくある質問に回答していきます。
タンパク質の摂取で白髪を減らすことは期待できません。
白髪が増える主な原因には、次のようなものがあります。
・栄養不足
・血行不良
・加齢
・遺伝
なお、栄養不足による白髪であれば、プロテイン摂取により白髪予防につながる可能性はあります。
髪の毛のツヤ感アップは期待できます。
ただし、劇的に髪質が改善することはないでしょう。
髪の毛の主成分であるタンパク質が十分に補われることにより、髪のハリ・ツヤが良くなる可能性はあるので、気長にプロテイン摂取を継続するのをおすすめします。
また、髪の毛が伸びるスピードは1ヶ月で1cm程度、半年で6cm程度です。短期間で変化を実感できるものではないことも理解しておきましょう。
プロテインに副作用はないとされています。
ただし、過剰摂取は臓器に負担をかけるので注意しましょう。
大丈夫です。プロテインはあくまで栄養補助食品なので、運動している・してないは関係ありません。
ただし、ついつい飲み過ぎてしまわないように注意しましょう。
プロテインの味が苦手な方は、牛乳やジュースで割るのがおすすめです。
上級者向けではありますが、料理やスイーツにプロテインを使うのもおすすめです。
プロテインは、不足しがちなタンパク質を摂取するのに有効な手段です。
劇的に「髪の毛が増える」「太くなる」といった効果は期待できませんが、健康的な髪の毛を育てるための頭皮環境・ヘアサイクルへと導いてくれることが期待できます。
髪の毛のツヤ感アップにつながる可能性もあるため、積極的に摂取するのがよいでしょう。